菅直人首相は6月18日、消費税率を10%に引き上げる方針について「社会保障費が増えていくことを考えると、この程度の財源が必要になる」と述べ、増税分は社会保障費に充てる考えを示した。記者団の質問に答えた。菅氏は6月17日の民主党の参院選マニフェスト発表会見では、10%の根拠や使い道に言及していなかった。消費税は、基礎年金、老人医療、介護の3分野に充てることが予算総則で決められている。3分野への支出は2010年度予算で約16兆6千億円に上るが、地方分などを差し引いた消費税でまかなえるのは約6兆8千億円。約9兆8千億円の財源が不足している状態。消費税を現行の5%から10%に引き上げれば12兆円超の増収になるため、首相は「新しい税率の消費税でほぼまかなえるようになる」と述べた。





















